『手話・言語・コミュニケーション』
1990年から2006年まで刊行してきた『手話コミュニケーション研究』を『手話・言語・コミュニケーション』と改題し、2014年から発行しています。
【再刊にあたって(第1号 編集後記より抜粋)】
一つに、ろう者、聴覚障害者、手話関係者を核心的な対象とし、手話・言語・コミュニケーションに関心を寄せる幅広い国民を読者層として設定する
二つに、手話・言語・コミュニケーション関連で、高校生以上が読め、関心を深められるように工夫して公立、学校図書館に配置できるようにする
三つに、『季刊MIMI』(ろう者の社会生活を中心に編集)、『手話通訳問題研究』(手話通訳活動を中心に編集)との棲み分けを明確にする
四つに、教育、文化(言語、歴史、考古、動物など)、医学(心理、障害、リハビリテーション、耳鼻など)を含む認知科学からの視点で編集する
といった幅広い分野からの発言を求めることを目標にしています。
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『手話・言語・コミュニケーション』第13号 特集:ろう者とスポーツ
「手話コミュニケーション研究」改題通算72号
<巻頭言>
・手話言語の法的認知とろう者スポーツの将来 アダム コーサ
<特集:ろう者とスポーツ>
・ろう者の身体的・認知的特性について 設楽明寿
・デフアスリート ろう者のスポーツを通した意識変容 門脇 翠
・国際ろう者スポーツイベントにおけるろうの国際手話通訳者ときこえる手話言語通訳者の協働 川上 恵
・東京2025デフリンピックに向けた国際手話通訳者養成 嶋本恭規
・デフリンピック選手にインタビュー
(団体競技)バレーボール 中田美緒選手
(個人競技)バドミントン 沼倉昌明選手/沼倉千紘選手
<シリーズ 手話の歴史9>
・千葉手話の歴史 植野慶也
<連載>
・ある人生 卓球とコミュニケーション(3) 竹島春美
・【新連載】ある人生 丸いままつらぬいて(1) 南雲麻衣
・手話とその語源(12)<九州編4><東北編3>
<寄稿>
・私の釣り人生と全国各地の魚の手話表現の違い 服部芳明
<書評>
・『日本手話の歴史的研究ー系統関係にある台湾手話、韓国手話の数詞、親族表現との比較から』(相良啓子著) 加藤三保子
<事務局だより>
標準手話確定普及研究部、外国手話研究部、ろう教育研究部、手話で法律、監修・その他、手話総合資料室、編集後記
A5判
発行:2025年 2月
定価:2,000円(税込2,200円)
【お知らせ】
2025年2月2日愛知県での「第23回手話言語研究セミナー」より販売開始いたします
本セミナーの参加申込フォームより、13号の先行予約(2/2対面受取または2/5以降郵送を選択)が可能です
刊行物の注文フォームからの購入申し込みは2025年1月から開始予定です
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『手話・言語・コミュニケーション』第12号 特集:ろう者と映画
「手話コミュニケーション研究」改題通算71号
<巻頭言>
・さがの映像祭によせて 横地由起子
<特集:ろう者と映画>
・ろう映画のエポックメーキングー8ミリフィルムカメラのファインダーから覗いてみた深川勝三監督ー おおだてのぶひろ
・東京国際ろう映画祭の軌道 牧原依里
・ろう者俳優 那須英彰さんにインタビュー
・ろう者俳優 津田絵理奈さんにインタビュー
・きこえない人と映画字幕 重田千輝
<シリーズ 手話の歴史8>
・石川手話の歴史(後編) 藤平淳一
<連載>
・手話を学ぶ人のための言語学への招待(3)ー企業・組織における言語対応の拡大についてー 加藤三保子
・ある人生 卓球とコミュニケーション(2) 竹島春美
・手話とその語源(11)<北海道編4><九州編3>
<寄稿>
・日本に避難のウクライナろう者にインタビュー 中山慎一郎
・「難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針」を読み解く 武居 渡
<書評>
・『しゃべるヒト ことばの不思議を科学する』 長野秀樹
<事務局だより>
標準手話研究部、外国手話研究部、ろう教育研究部、手話で法律、手話言語研究セミナー、監修・その他、手話総合資料室、編集後記
A5判 184ページ
発行:2024年 2月20日
定価:2,000円(税込2,200円)
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『手話・言語・コミュニケーション』第11号 特集:全国手話研修センター創立20周年に寄せて
「手話コミュニケーション研究」改題通算70号
<巻頭言>
・全国手話通訳問題研究会・50年のあゆみ 渡辺正夫
<特集:全国手話研修センター創立20周年に寄せて>
・必要とされ・支えられて成長した社会福祉法人全国手話研修センター 黒﨑信幸
・全国手話研修センター20年の歩み 小出新一
・社会福祉法人全国手話研修センターの道程 安藤豊喜
・「研修センター20周年」を語る座談会
・松本晶行氏にインタビューして
・全国手話研修センター後援会の10年の歩み
・全国手話研修センターへの期待 10聴覚障害者協会
・各部門の成果と今後の展望
➀手話事業、②手話言語研究所、③全国手話検定試験事業、④手話総合資料室、⑤障害福祉サービス事業、⑥社会貢献事業
<シリーズ 手話の歴史7>
・石川手話の歴史(前編) 藤平淳一
<連載>
・東北民話・手話語り(3) 半澤啓子・穀田千賀子
・手話とその語源(10)<北信越編2><北海道編3>
・ある人生 卓球とコミュニケーション(1) 竹島春美
<事務局だより>
標準手話確定普及研究部、外国手話研究部、ろう教育研究部、手話で法律、手話研究セミナー、監修・その他、手話総合資料室、編集後記
A5判 198ページ
発行:2023年 3月30日
定価:1,818円(税込2,000円) -
『手話・言語・コミュニケーション』第10号 特集:コミュニケーションとネットワーク
「手話コミュニケーション研究」改題通算69号
<巻頭言>
・「デジタル革命」をどう考えるかー21世紀の新たな変革思想をめざして 尾関周二
<特集:コミュニケーションとネットワーク>
・「目で聴くテレビ」の歴史と課題 大嶋 雄三
・聞こえるきょうだいSODAの告白と当事者宣言 藤木 和子
<特別寄稿>
・ろう学校理容科・美容科の歴史(1) 大西 孝志
・最初のろう教師・吉川金造 市橋 詮司
・ろう者の校長・辻本繁小伝 清野 茂
<シリーズ 手話の歴史6>
・釧路・根室手話の歴史 蠣崎 日出雄
<連載>
・手話を学ぶ人のための言語学への招待(2)
―社会言語学の課題― 本名 信行・加藤 三保子
・手話とその語源(9) <四国編2><北信越編1>
・月曜男の物語(3) 森﨑 興蔵
・東北民謡・手話語り(2) 半澤 啓子・穀田 千賀子
<書評>
・『アイヌの権利とは何か』 佐藤 英治
<事務局だより>
標準手話確定普及研究部、外国手話研究部、ろう教育研究部、手話で法律、監修・その他、手話総合資料室、編集後記
A5判 208ページ
発行:2022年2月15日
定価:1,818円(税込2,000円) -
『手話・言語・コミュニケーション』第9号 特集:難聴とコミュニケーション
「手話コミュニケーション研究」改題通算68号
<巻頭言>
・難聴者の聴覚補償と情報保障 大沼 直紀
<特集:難聴とコミュニケーション>
・難聴と手話 宮田 和実
・中途失聴・難聴者の暮らしに安心と安全を 滝野 千里
・大塚ろう学校の乳幼児教育相談について 関根 久美子
<特別寄稿>
・3・3声明 教師側の検証 稲葉 薫
・ろう文化宣言を振り返る 木村 晴美
・手話を学ぶ人のための言語学への招待(1) 本名 信行
<シリーズ 手話の歴史4>
・滋賀手話の歴史 西垣 正展
・岩手手話の歴史 石川 敬
<連載>
・手話とその語源(8)〈東海編2〉〈四国編1〉
・身振りから手話へ、音声から音声語へ(9) 髙田 英一
・ある人生 わが半生の記(後編) 大矢 暹
・月曜男の物語(2) 森﨑 興蔵
・東北民話・手話語り(1) 半澤 啓子・穀田 千賀子
<書評>
・『手話・言語・コミュニケーション』第8号50周年記念号 田中 清之
<事務局だより>
標準手話確定普及研究部、外国手話研究部、ろう教育研究部、手話総合資料室、編集後記
A5判 268ページ
発行:2020年 12月 15日
定価:1,818円(税込2,000円) -
『手話・言語・コミュニケーション』第8号 特別寄稿:ろう教育編
「手話コミュニケーション研究」改題通算67号
<巻頭言>
・やさしい社会を明石から 泉 房穂
<特別寄稿:ろう教育編>
・京都府立聾学校文化財指定資料とその意義 酒井 弘
・学生懇談会時代の思い出から 中川 綾
・藤本敏文の青春 西滝 憲彦
<論文>
・聾学校における手話教育の系統性の在り方(後編) 尾田将史・大杉 豊
<シリーズ 手話の歴史 4>
・山形手話の歴史 小松 幸悦
・秋田手話の歴史、試(私)論 加藤 薫
・「手話の歴史」について 大杉 豊
<連載>
・手話とその語源(7)〈近畿編2〉〈東海編1〉
・身振りから手話へ、音声から音声語へ(8) 髙田 英一
・ある人生 わが半生の記(前編) 大矢 暹
・月曜男の物語(1) 森﨑 興蔵
・全国ろう学校歴史年表〈北海道・東北〉
<事務局だより>
標準手話確定普及研究部、外国手話研究部、ろう教育研究部、手話総合資料室、編集後記
A5判 240ページ
発行:2020年 2月20日
定価:1,818円(税込2,000円) -
『手話・言語・コミュニケーション』第7号 特集:手話の歴史3
「手話コミュニケーション研究」改題通算66号
<巻頭言>
・漫画・言語・コミュニケーション 山本 おさむ
<特集:手話の歴史3>
・広島手話の歴史 大西 章雄
・富山手話の歴史 橘 勇一・石倉 義則
・山梨手話の歴史 飯島 康夫
<論文>
・聾学校における手話教育の系統性の在り方(前編)尾田 将史・大杉 豊
<特別寄稿>
・カッコ悪い私のスタートライン 自転車で日本縦断の旅をして 今村 彩子
・佐藤在寛、その人物像と純口話法批判・手話擁護論 清野 茂
<連載>
・身振りから手話へ、音声から音声語へ(7) 高田 英一
・ある人生 「ボクの学校」 植野 慶也
<書評>
・「京都府北部手話の歴史」(薗田日出雄) 芦田 雅哉
<事務局だより>
日本手話研究所の新体制、標準手話確定普及研究部、外国手話研究部、ろう教育研究部、手話総合資料室、編集後記
A5判 205ページ
発行:2019年 7月 10日
定価:1,818円(税込2,000円) -
『手話・言語・コミュニケーション』第6号 特集: 手話の歴史2
「手話コミュニケーション研究」改題通算65号
<巻頭言>
・―聴覚障害乳幼児の療育・教育における人工内耳と手話の問題 田中 美郷
<特集: 手話の歴史2>
・大阪手話の歴史 西滝 憲彦
・京都府北部手話の歴史 薗田 日出雄
<特別寄稿>
・ろう教育に関わる教員養成の現状と課題 大西 孝志
・手話言語条例をめぐる言語論 佐藤 英治
<連載>
・手話とその語源(6) 〈関東編2〉〈近畿編1〉
・身振りから手話へ、音声から音声語へ(6) 髙田 英一
・ある人生「わが家の系譜」第三回(最終回) 浅井 ひとみ
<書評>
『手話による教養大学の挑戦』を読んで 小中 栄一
<事務局だより>
手話イラスト作成の流れ、具体的な作業例、日本手話研究所新体制、標準手話確定普及、ろう教育研究部、外国手話研究部
発行:2018(平成30)年9月20日
定価:1,852円(税込2,000円)
研究所在庫なし 文理閣に少し在庫あり -
『手話・言語・コミュニケーション』第5号 特集: 手話の歴史
「手話コミュニケーション研究」改題通算64号
<巻頭言>
・石狩市手話言語条例が無くなる日を願って 田岡 克介
<特集: 手話の歴史>
「手話の歴史」について 髙田 英一
・長野手話の歴史 内田 博幸
・熊本手話の歴史 松永 朗
<特別寄稿>
・「手話言語条例」比較論 二神 麗子
・知的障害者のコミュニケーション手段-シンボルとサイン 藤澤 和子
<連載>
・身振りから手話へ、音声から音声語へ(5) 髙田 英一
・ある人生「わが家の系譜」第二回 浅井ひとみ
・手話とその語源(5) 〈中国編2〉〈関東編1〉
<書評>
・『手話を言語と言うのなら』を読んで 久松 三二
<トピックス>
・『わたしたちの手話』その誕生史 重田 千輝
<事務局だより>
様々なジャンルの手話確定、掲載手話例、様々な手話を確定してきて、標準手話確定普及研究部、ろう教育研究部、外国手話研究部
発行:2017(平成29)年12月10日
定価:(税込1,944円 10月~1,980円で販売)
完売しました。ありがとうございました。 -
『手話・言語・コミュニケーション』第4号 特集: コミュニケーションと聴覚障害
「手話コミュニケーション研究」改題通算63号
<巻頭言>
・母港・大阪市立聾学校 松本 晶行
<特集: コミュニケーションと聴覚障害>
・入院治療におけるコミュニケーション 大杉 豊
・職場のコミュニケーション経験 大竹 浩司
・職場でのコミュニケーション課題 小出 新一
・幼小児の人工内耳と感性的なコミュニケーション 黒田 生子
・ろう学校のコミュニケーション 田中 清之
<特別寄稿>
・ろう学校教員養成課程の提案 太田 富雄
<連載>
・手話とその語源(4) 〈東北編2〉〈中国編1〉
・身振りから手話へ、音声から音声語へ(4) 髙田 英一
・ある人生(4)「わが家の系譜」第一回 浅井ひとみ
<書評>
・『手話を生きる-少数言語が多数派日本語と出会うところで』 西滝 憲彦
発行:2016(平成28)年12月16日
定価:1,800円(税込1,944円 10月~1,980円で販売)
研究所在庫なし 文理閣に少し在庫あり -
『手話・言語・コミュニケーション』第3号 特集: 聴覚障害教育の展望
「手話コミュニケーション研究」改題通算62号
<巻頭言>
・手話言語条例によせて 平井 伸治
<特集: 聴覚障害教育の展望>
・ろう者のバイリンガル教育の展望-手話でのコミュニケーションが概念発達を保障する- 井上 智義
・ろう教育の昨今-海外事情の断片- 渋谷 雄幸
・手話の活用とインクルーシブ教育の共存をめざして 鳥越 隆士
<トピックス>
・NHK手話ニュースと翻訳 那須 英彰
<連載>
・手話とその語源(3)〈九州編2〉〈東北編〉
・ある人生(3)ろうコミュニティで生きたい 嘉屋 恵
・身振りから手話へ、音声から音声語へ(3) 髙田 英一
<書評>
・『聴覚障害教育の歴史と展望』(その2)髙田 英一
発行:2016(平成28)年2月10日
定価:1,800円(税込1,944円 10月~1,980円で販売)
完売しました。ありがとうございました。 -
『手話・言語・コミュニケーション』第2号 特集 手話:もうひとつの言語
「手話コミュニケーション研究」改題通算61号
<巻頭言>
・日本における新しい試み―手話言語法制定をめざしてー 石野 富志三郎
<特集 手話:もうひとつの言語>
・手話という言語ー手話言語法をめぐってー 本名 信行
・手話とろう者ー家族・教育ー 河崎 佳子
・身振りから手話へ、音声から音声語へ(2)髙田 英一
<論文>
・手話人文学の構築に向けて(2)ー手話コーパスプロジェクトー 大杉 豊・坊農 真弓
<資料紹介>
・文明開化期の指文字資料ー東江学人『文明開化内外事情 初編 上中下』についてー 長野 秀樹
<連載>
・手話とその語源〈北海道編 その2〉金原 輝幸
・手話とその語源〈九州編〉山口 健二
・ある人生 ろう学校の想い出 清田 廣
<書評>
・『聴覚障害教育の歴史と展望』(第一回) 黒﨑 信幸
発行:2015(平成27)年4月10日
定価:1,800円(税込1,944円 10月~1,980円で販売)
完売しました。ありがとうございました。 -
『手話・言語・コミュニケーション』第1号 特集:聴覚障害と言語
「手話コミュニケーション研究」改題通算60号
<巻頭言>
・『手話・言語・コミュニケーション』の発刊によせて 黒﨑 信幸
再刊にあたって 本名 信行
<特集:聴覚障害と言語>
・身振りから手話へ、音声へ・コミュニケー ションの発展 髙田 英一
・ろう学校のテキスト 武井 渡
・国際手話とは 中山 慎一郎
・コミュニケーションと人工機器 田中 美郷
<論文>
・手話人文学の構築に向けて-『聾唖教授手話法』を読み解く 大杉 豊
<書評>
・『手話からみた言語の起源』(髙田英一著)高岡 正
<連載>
・手話の語源 北海道編 金原 輝幸
・ある人生 「中途ろう者」の私 中川 綾
発行:2014(平成26)年4月7日
定価:1,800円(税込1,944円)
完売しました。ありがとうございました。